「また怒り過ぎてしまった・・」
「ここまで怒る必要なかったのに・・」
子供を怒る時ってすごく気力を使いますよね。
我が家も怒らない日はありません。私が短期なのもあり怒ると一気にヒートアップしてしまいます。日々怒ってしまった夜子供の寝顔を見て反省するばかり。
一時期毎日のように子供を怒り過ぎて旦那にすごく居心地が悪いと言われたことがあり、そこで初めて自分と向き合いました。
怒りって実はコントロールすることが可能なんですよ。怒りをゼロにはできなくても、半分になるだけでも違うと思いませんか?
そこで私が今実行していることを書いていこうと思います。自分で振り返って反省するための記録でもありますが、怒り過ぎてモヤモヤしている方に共感して頂けたらもっと嬉しいです。
怒り過ぎママへ!怒りと上手に付き合う3つのルール
子供を怒ってしまう理由って何ですか?
片づけをしない、言ったことを守らない、嘘をつく。色々とあると思います。私が一番怒ってしまうのは「やりっぱなし」なんです。別にキレイ好きってほどでもないんですけど、家が散らかってるとイライラしちゃうんです(T_T)
わが子はやりっぱなしが本当にひどいんです。広げて遊んでそのまま次の遊び、また次の遊び。本当に家にあるものをすべてひっくり返した状態です。片付けしてから次に行こうと言ってもダメ、捨てると言っても片づけるのはその場だけ。あ、子供だから散らかすのは仕方ないって思ってるんですけど。
もうね、片づけが嫌いすぎて(笑)
何度「そろそろ一緒に片づけしようね」と優しく言っても返事だけ。
返事だけはいい(笑)
結局は私だけ片づけしている状態。最初は優しく言っていた私も3回目になるとぶちっと切れます。そうして大声で怒ってしまうんですよね。後から考えて「片づけくらいでこんなに怒らなくても良かったのかな」と毎回自己嫌悪です(T_T)
そこで私が今実施しているのはアンガーマネジメントです。
アンガーマネジメントとは怒りと上手に付き合う方法です。怒らないように出来たらもちろんいいと思うのですが、私の性格上怒らないのは無理!(笑)
だったら「怒り」を抑えるのではなく上手に付き合っていくのが一番私に合っていると思ったからです。余談ですが、つわりの時もあらゆる手をつくして最後は上手に付き合っていくしかないんだな・・となってました(T_T)
そこで怒りと上手に付き合っていくための3つの方法を紹介していきます。もちろん我が家のお片付けだけでなく、色々な怒りに対して使えますからぜひ読んでみてください!
その1 6秒ルールを実践してみよう
怒りのピークは6秒間なんだそうです。イラッとしてから6秒の間に怒ってしまうと自分の衝動任せに怒ってしまうため、必要以上に怒ってしまったり言うつもりのないことまで言ってしまう可能性が高いんです。
怒る時にはまず6秒待ってみてください。
そうするとピークを越えるので怒りの度合いが違ってくるはずです。怒りたくなったら一呼吸おくといったイメージでいいと思います。
ちなみにその間に違うことを考えるのがおすすめです。そうすると6秒カウントしなくてもすぐに時間が経過しちゃいます。
私はその間に周囲を見渡して「あの服だいぶ小さくなってきたな」とか「そろそろ新しい棚が欲しいな」とか全然違うことを考えています(笑)これがけっこう良かったりするんです!
私は普段から何かしながら他のことを考えることが多いです。例えば旦那と喧嘩しながらも明日の朝何時に起きれば間に合うかな~とか。何かしながら他のことを考える。これって女性特有みたいですよ?
一般的に男性脳は「シングルタスク型(一点集中型)」、女性脳は「マルチタスク型(複数同時進行型)」と言われています。引用 https://ikejo.net/danseinou-joseinou-chigai-2-12640
よくありません?子供の話に付き合いながら料理したり、掃除機をかけながら洗濯機回して何時に買い物して・・と予定を組み立てたり。
もちろん6秒開けるだけでもピークは越えますが、全然違うことを考えることでだいぶ冷静になることが出来ます。怒りに集中している状態から意識を分散させる!これ本当に効果あるからぜひやってみて~!(>_<)
怒ってしまうとそんな余裕ないよ~という方はその6秒で深呼吸してみてください。それだけでもリラックスできるので心が落ち着きますよっ!
その2 「こうあるべき」と思っているのは自分だけ
怒る時はたいてい「こうあるべき」が達成されていない時なんです。例えば
- 遊んだものはここに片づけるべき
- 帰ったらすぐに宿題するべき
大人にとっての当たり前は子供にとっての当たり前でないのです。大人同士でも「~べき」の概念って違いますよね?
例えば部屋の掃除。毎日掃除機をかけるのが当たり前と思っている旦那、2~3日に1回で十分と思っている私。きっと旦那の親は毎日掃除機をかけていたのでしょうね(笑)
部屋は掃除するべきと言っても、その内容は人によって微妙に異なります。神経質な方には2~3日に1回の掃除機なんてありえない!と思われていることでしょう(T_T)涙 でもフルタイムで働いている私にとっては床の汚れが気になってきたら掃除機なんです。
人との約束に関してもそうですよね。借りた物は使ったらすぐに返しに行く人、次に会った時に返すという人。いつか返せばいいと思っている人。同じ「借り物は返すべき」でも感覚は全然ちがうんです。
自分のものさしだけで考えてしまうと怒る回数が増えてしまいます。
お片付けに関して言えば「遊んだら都度片づけるべき」なのか「食事の時間になったら片づけるべき」なのか。後者だと気持ちに余裕がでますよね?夕飯前に片づけてくれればいいかと思うだけで怒る回数は減ります。
自分のものさし感覚の「こうあるべき」が多ければ多いほど怒りやすくなってしまうのです。相手はまだ人生数年しか生きていない子供たち。大人と同じ感覚はもっていません。
ものさしを広げると怒る回数も減るし、怒り度合いも低くなるんです。
昔の私はここまでうるさい性格じゃなかったんですよ。でも子どもが生まれてからは分単位で忙しいでじゃないですか(涙)何時までにこれを終わらせて・・明日の休みにはこの用事とこの用事を済ませて・・ほんっとに日常に全然余裕がないんです(T_T)
だからそれを乱されるようなことをされてしまうと導火線が数ミリで爆発しちゃうという(笑)
今自分が一番怒りやすいことを思い出して、怒りの境界線を低く設定してみてください。そして「こうあるべき」から「こうしてくれたらいいな」、更に「ここまではいいだろう」とねじを緩めてみてください。
その3 誰でも納得できる理由を決めること
それでも子供にやってほしい最低限のことってありますよね。それをどうやって実行させるか?
誰でも納得できる理由で説明することです。
私の場合、「汚いから片付けして~」って言ってることが多かったんですけど(>_<)
子供からしたら、おもちゃの広がっていれば自由に遊べるしそもそも部屋が汚いって感覚もないんですよね。
子供目線で、子供でも納得できる理由を説明してあげることが大切です。例えばトミカは駐車場に入れてあげよう、人形はおうちに帰してあげよう、夕ご飯を食べるからテーブルをきれいにしよう。なぜ今それをしなければならないのか?その理由をきちんと伝えることが大切です。
我が家でもほら片付けして!と言うよりも、メルちゃんもお腹空いたからおうちに帰りたいって~と言った方が素直に片づけてしてくれます(^^;
で、その理由づけは絶対ぶれないようにすること!!これ大事、本当に大事です~!!
昨日と今日で理由が違ったら子供は納得しません。だって昨日はこうだって言ってたのにって思ってしまうと思います。そうすると結局は「やらないとママが怒るから」が理由となってしまうのです。
そうすると子供は親の機嫌を見て行動するようになってしまうし、怒られなければいいやとなってしまいます。もちろん子供にとって良くないことですし、「そもそも怒られないためにやるのはおかしいでしょ!?」と更に雷を落とすことに・・(涙)
子供にも納得できる理由を冷静に説明するようにしてみてください。そうすると自分も冷静になるので衝動的な発言が減ります。
子供がそこで「でもこれってこうじゃないの?」と言ってきてもけっこう冷静に返事できます。怒っていると「そんなこといいから今は片付けなさい!」と怒りがヒートアップするだけですから・・・
子供を怒り過ぎる原因と対策を練ってみよう
あまりに怒る回数が多いときには、何に対して一番怒ってしまうのか考えてみることです。そして子供がなぜやらないのか?なぜやってしまうのか?そこを考えてみましょう!わが子の場合、片付けしにくいということもひとつの原因でした。
私自身ではどこに何を片付けるということが頭に入っていたのですが、子供には伝わっていません。ですから片付けると言ってもおもちゃ箱の前に積んでおくだけだったりぐちゃぐちゃになっていたり。
そこでまずはおもちゃをかなり減らし、棚に細かく片づける場所を決めました。「レゴブロック」「シルバ二ア」など大物はすべてシールを貼り置く位置を決める。
細かいおもちゃはざっくりとケースに「にんぎょう」「りかちゃんのもの」そしてその他は「いろいろ」。子供にとっても片づけやすくなり、わからない時には「ママこれはいろいろ~?」と聞いてくれるようになりました。
例えば宿題をやらずにダラダラしてしまうとしたら、流れを作ってあげるのです。机に時計を置き、アラームをかけて帰宅後すぐに宿題を始めてここまでに終わればゲーム30分Okとか(笑)
守れなくても子供がゲームが出来ないというだけで親はいらいらすることないですからね。
なぜそれをしないといけないのか?一緒に考える時間をとってみることもひとつの手です。「なぜ片付けいないといけないと思う?」「なぜ人を叩いてはいけないと思う?」と投げかけることで一緒に考えることが出来ます。
怒り過ぎてしまうのは原因が必ずあります。そこからちょっと変えてみるだけでも違うかもしれません。
子供って楽しくないことは本当にしません(笑)少しでも楽しく片づけられる工夫、頑張った先に楽しいことが待っている。そういった環境を作ることも怒りすぎを防止する策になりますよ♪
怒り過ぎてしまう時は自分の感情を抑えるだけで解決しません。原因と行動を冷静に分析してみるとけっこう改善点が見つかるものです。
それでも感情的になってしまうときはアプリで愚痴ってしまいましょう(笑)昔は良くノートに書いて吐きだして!なんて言いましたがノートだって旦那に見られたら嫌じゃないですか。
それなら愚痴アプリけっこうおすすめです(笑)愚痴バブルで探してもらうと出てきますが、登録も必要なくて匿名で愚痴をバンバンつぶやけます。しかもこれ24時間経過したら消えるので誰かに見られる心配もない!
溜め込む前にここで発散するのもありかと思います。
子供を怒り過ぎてしまうと自分も精神的に落ち込んでしまいますよね。でも怒っているときってわかっていてもヒートアップしてしまうんです。
まずは6秒我慢してみること。そして一番怒ることが多い理由を考えてみてください。ここでちょっと対策をするだけでも怒る回数か度合が変わってくるかと思います。
子育てって自分の成長でもあるんですよね。子供と一緒に過ごせる時間は長い人生の中でそんなに多くはないんです。日々大切にいきたいですね!