3月生まれって損とか可哀想なイメージがありますよね?私の子供も3月生まれです。年配の方に3月生まれというと「大変だね」と言う言葉をよくかけられます。
でも私はそうは思いません。
3月生まれで良かったなということもたくさんあるんです。メリット・デメリットは3月でも4月でも同じようにあると思うんです。今ブログを見てくださっているのは以下のような方ではないかと思います。
- 3月と4月どちらに産むか迷っている人
- 3月生まれの子供のこれからを心配している人
そこで私が子育てをしながら感じたメリット・デメリットをまとめてみました。
これから出産の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
3月生まれと4月生まれどちら選ぶ?私が感じた一番のメリット
実は私も悩んだ末に3月を選んで出産したうちの一人です。実は予定日は4月2日でした。ですので出産しないと本当にどちらの学年になるのかわからない状態だったのです。
しかし私は旦那に立ち合いをしてもらいたかったので計画出産をしました。なので3月中に入院日を決めて出産したのです。
でも3月に生まれにすると可哀想じゃない?と言われたくなくて計画出産のことは本当の身内にしか話しませんでした。ただでさえナーバスになっている時ですからね(汗)今でも話さなくてよかったと思っています。
悩んだ末に3月に産もうと決めた理由。それは3月生まれだと出来ないことがあっても仕方ないとすぐに思えるということでした。
たくさんのメリットやデメリットがある中でこれが私に一番響きました。子供によって差があるのは当たり前とはいえ、どうしても周囲の子と比較してしまうことってあると思うんです。
私は子供の性格を尊重してのびのび育ててあげたい。でもやっぱり「なんで出来ないの」って思ってしまうことがあるかもしれない。そういう時に3月生まれだしまだしょうがないかって思えるかなって。それが4月生まれだと他の子が出来ているんだから出来ないわけないのにって思ってしまうかもしれない。
その代わり4月生まれの子に出来ないことが3月生まれの子に出来たらすごいじゃないですか?これは同じクラスの4月生まれの子のママも良く言っています。3月生まれの方が心にゆとりが持てるよ!4月生まれは出来て当たり前ってなっちゃうもん、と。
だいたい生まれ月の差がつくのって幼少期。運動能力や生活の面での差がほとんどなんです。だけど勉強を始めるのは同じスタートなわけで本人のやる気だったり興味もあるので生まれ月でそう差がつくとは思えないんですよ。
そういったことを考えたら3月生まれだっていいことはたくさんあるって思いました。
実際に育てて感じた3月生まれのメリット・デメリット
実は私の子は3月生まれ(5歳)と1月生まれ(3歳)。さらに私自身は2月生まれ。なんと親子そろって早生まれなんです(^^
でも長女と次女、早生まれなのに全然違うんです。次女は身体は小さいのに早生まれとは思えない発達ぶり。なので早生まれだから必ずしも発達・コミュニケーション・運動が劣るとは限らないんです。
そりゃ体の大きい4月生まれとかけっこしても勝てないですけど・・・早生まれだから仕方ないなと思わせるような行動は全くありません。
1月生まれの次女は入園当初から誰よりも早く支度していますし、男の子よりもかけっこ早いです。だから早生まれでもそれを感じさせない子もいるということを頭に入れておいて欲しいです。
あくまで早生まれだとこういうことも考えられるよ?という程度で読んで欲しいと思います。
3月生まれのメリット!こんないいことあるよ
まずは先ほど書いた出来ないことがあっても仕方ない、これから出来るようになると素直に思えること。これは親子のメンタル面ですごくメリットとなります。
3歳の時にはやはり運動面での差が大きかったのですが、5歳になるとそれもほとんどなくなります。なぜなら他の子を見て自然と出来るようになることが増えるからです。4歳でかけっこお友達を抜かすことも出来たし、人一倍努力して5歳の縄跳びは誰よりも回数飛べるようになりました。
頭1つ分背丈の差がある子とかけっこ勝負しても勝てないですけど、折り紙だったり制作物なんかまったく差がないですよ?これは本人の得意不得意が関係することなので生まれ月はあまり関係ないように思います。
○○ちゃんのように出来るようになるから頑張ろう!と言えることも大きいです。出来るようになった達成感は成長にもとても大切なこと。4月生まれにあるプレッシャーがなくて気持ちに余裕ができます。
歯が抜けるのが遅いのもメリット。(個人差もありますが・・・) 私が見る限り4月生まれの子は早いように思います。虫歯になってしまった時のことを考えると歯の生え変わりは出来るだけ遅くしたいですよね。
何より良いのが大人になったら歳をとるのが一番遅いこと!女子にとっては本当にうれしい話です。みんなが30歳になってもまだ29歳!40歳になっても39歳!
これは早生まれの私自身がすごく良かったと思っていることですね♪
3月生まれのデメリット!こんなこともあるのです
小学校に上がる時には特に感じませんが、幼稚園に入る時にはまだ幼いということです。その前から保育園に通っている場合は特に問題ありませんが、初めて親元を離れるとなるとちょっと大変です。
トイレトレーニングもそうですし、自分のことを自分で出来るようにするにはこの1年の差は大きいです。4月生まれだったらもう1年余裕がありますからね。
あとは誕生日会が最後なので待ちきれないようです(笑)
大人になると免許を取れるのが遅いのもデメリット。進学先や就職先が早く決まっても誕生日が来ないと免許がとれないんですよね。まぁここまで考えて生まれ月を調整する人もいないかと思いますが・・・
3月生まれが損だと思うのは実は親だけなのです
個人差はあれど、3月生まれの子が幼少期に成長面で苦労すること可能性は高いです。でもそれは親から見た目の話。
私自身2月生まれだったのですが、何十年と生きてきて早生まれで損したと感じたことはほとんどありません。むしろ今では歳をとるのが同級生の中でも遅いのがうれしいくらい。
幼少期に苦労したのは早生まれということよりも左利きゆえの苦労ばかりです。みんなと同じことをするのに反対にしないといけないから。
4月生まれのプレッシャーもけっこう大変と聞きます。同じことが出来ても当たり前と思われるよりも早生まれなのにすごいと褒められる方が私はいいと思います。
子供にとっては生まれた月がいつであれ、それが普通だと思っています。本人から言われたのは誕生日会が待ちきれなくてなんで3月なの?ということだけです(笑)
親が思うほど子供は生まれた月を気にしていません。差があったとしても小学校の低学年~中学年くらいでしょうね。でも早生まれというより個人の差の方が大きいのかもしれません。私は2月に産まれても小学校低学年でリレーで男子を抜かしていましたから(笑)
大人になって親に対してなんで早生まれにしたの?なんて思うことはまずないですからね(笑)
3月生まれも4月生まれもメリット・デメリットはあるもの
どちらの月に生まれてもメリット・デメリットは存在します。ただ、大きく変わるのは同級生の存在。これから先長い間ともに過ごしていくクラスの仲間が全然変わってくるのは大きな違いと思います。
でもこれって実際に学校に入ってみないとわからないもの。やっぱり学年によってカラーや傾向ってあるからいい仲間に恵まれたいって思いますけど・・出産時に予測不可能。
元々予定日が3月であっても心配することはありません。世の中には3月生まれの人はたくさんいます。
ただ、考えの古い年配の方には3月生まれでかわいそうと言われることがあるかもしれません。私自身が妊娠中に言われましたから。でも5年間育ててきていまだになんで可哀想って言われるのか全くわかりません。そういうこと言うの本当やめて欲しいですよね。
私はよく「そうですか?元気に生まれてきてくれたら別にいいです」って言ってましたけどね。
メリットもデメリットもあるのはどの月に生まれても同じこと。そこまで気にする必要ないのになって思います。早生まれでも上に兄弟がいると覚えも早い。そういった環境も大きくかかわってくると思います。
そういったことを含めて子供が産まれてきたいと思った月に産んであげて、その子の性格を尊重しながら育ててあげたら特別苦労することもないですよ。3月生まれの子育て一緒に頑張りましょうね♪